「エルメス・バーキンの定価が知りたい」
「エルメス・バーキンはなぜ高いの?」
多くの女性が憧れる「バーキン」シリーズですが、このような悩みを持っている方も多いかと思います。
2024年現在のエルメス「バーキン」の定価は約170万円~となっております。
本記事では、エルメス「バーキン」の定価を素材別に分けて紹介します。
さらに定価だけでなく、価格が上昇している理由や購入方法についても詳しく解説していきます。
現時点でバーキンの価格がいくらなのかを知りたい方はぜひ参考にしてください。
- 「バーキン」の定価
- 「バーキン」が高い理由
エルメス「バーキン」の定価はいくら?サイズ別・素材別で比較
バーキンの定価は以下の通りです。
モデル | 定価 |
---|---|
バーキン25 | ¥1,705,000~¥3,377,000 |
バーキン30 | ¥1,870,000~¥8,558,000 |
バーキン35 | ¥1,991,000~¥2,068,000 |
バーキン40 | ¥2,222,000 |
サイズや使用している素材によっても定価が変わり、大きいサイズのものほど使用する素材の量も増えるので、価格も高額になります。
通常のものはおよそ170万円から200万円が相場となっています。
一方で希少価値の高い素材を使ったものや、限定モデルなどの場合はさらに値段が上がり、市場で見られることも少ないでしょう。
サイズ・素材別に分けて、バーキンの定価を紹介していきますので、是非参考にしてください。
バーキン25の定価
バーキン25は、バーキンシリーズの中でも最も小さなサイズのバッグです。
軽く小ぶりなサイズ感ながらも携帯や財布など必要最低限の荷物がしっかりと収納できます。
素材の種類も幅広く、日本人女性にもマッチする日常使いしやすい人気の高いタイプとなっています。
手で持つのにちょうどよく、普段使いやパーティーといった荷物の少ないシーンに最適です。
トレンドのミニサイズのバッグが欲しいという方におすすめです。
ただし、ハンドルの長さが短く腕には通せないので注意しましょう。
種類 | 定価 |
トリヨンクレマンス | 設定無し |
トゴ | ¥1,738,000 |
スウィフト | ¥1,826,000 |
オーストリッチ | ¥3,377,000 |
ニロティカス | ¥7,370,000 |
エプソン | ¥1,705,000 |
バーキン30の定価
バーキンシリーズの中でも最も使い勝手がよいバーキン30は、腕に引っ掛けて持ち歩きたいという方におすすめです。
少し大きめのサイズ感でノートパソコンやタブレットも収納可能。
500mlのペットボトルを縦置きしても財布や小物も収納できる余裕があります。
日本女性からの人気が最も高く、ショッピングでの持ち歩きにも邪魔になりません。
また日常使いだけでなくビジネス用途としても使えるので、場所を選ばずにさまざまなところへ持ち運びできるのも魅力です。
サイズに迷ったときは、バーキン30を選びましょう。
種類 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥1,903,000 |
トゴ | ¥1,903,000 |
ニロティカス(クロコ) | ¥8,558,000 |
エプソン | ¥1,870,000 |
バーキン35の定価
バーキン35は、ノートパソコンやB5サイズの書類だけでなく大きめのポーチもが収納できる余裕もあり、重みがあるものの機能性が高いのでビジネス用におすすめです。
折れやすいA4サイズの書類もしっかりと収まるので使い勝手もよく、ファッションモデルや芸能人にも愛用している方が多く、世界的に人気のサイズとなっています。
もちろんカジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで日常的にも幅広く使えるので、日頃から荷物の多い方にぴったりです。
種類 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥2,068,000 |
トゴ | ¥2,068,000 |
エプソン | ¥1,991,000 |
バーキン40の定価
バーキン40は希少価値が高く流通量も非常に少ないため、日本ではあまり見られないサイズです。
ジェーン・バーキンのために作られた最初のバーキンといわれています。
A4サイズの書類やノートパソコンも余裕を持って収納できるので、ビジネス用にも使いえます。
横幅は40センチと幅も広く、一泊ほどのトラベルバッグにも最適です。
女性だけでなく男性にもちょうどよいサイズ感で、パートナーとの兼用バッグとしても使えるので使う人を選ばないのも魅力です。
種類 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥2,222,000 |
トゴ | ¥2,222,000 |
エルメス「バーキン」の定価推移
エルメス自体、年に数回価格改定が行われておりバーキン30の20年前の定価と現在の定価を比較すると、以下のような結果になります。
定価(20年前) | 定価(現在) | 値上げ率 |
約900,000円 | 約1,700,000円~ | 約88% |
上記の表でわかるように、20年前から現在まで約80万円も値段が上がっています。
それだけバーキンが人気というのもありますが、ほかにも原材料や人件費、コスト削減や輸送費の高騰によって値上げが行われたともいわれています。
また、前年の記録から今年の夏頃にも値上げが起こると予想されているので、今後さらにバーキンの値段は上がっていくでしょう。
バーキンの価値が上がり続けている
今が売り時!
資産価値として運用するなら
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エルメス「バーキン」が高い理由3つ
最近では新型コロナウイルスの影響によって、生産から消費までの経済活動が一時的にストップしてしまった点も、バーキンの価格上昇の要因といえるでしょう。
2023年頃からは流行も落ち着き経済活動も戻りつつありますが、今でもバーキンの値段は高く、「身につける資産」としての価値は上がり続けています。
エルメスの「バーキン」の値段が高い理由は以下の3つです。
- 需要と比べて生産数が少ない
- 高品質な素材を使用しているから
- 入手ルートが限られている
では、順番に解説します。
需要と比べて生産数が少ないから
エルメスのバーキンは生産数が非常に少ないものの需要は高く、供給が間に合っていないため、簡単には入手できない商品となっています。
なぜ生産数が需要に追いついていないかというと、バーキンは一つひとつ職人の手によって手作りされているからです。
手作りによって作られるため入荷数も少なく、半年に一回のタイミングでしか入荷されないので、正規店でも購入できる店舗は限られています。
さらにコロナウイルスの感染拡大によって物流量も低下し、今まで以上に希少なものとなりました。
バーキンは場所によっては定価以上の価格で取引されたり、中古市場でも流通数が減少したりしています。
高品質な素材を使用しているから
エルメスのバーキンは希少な素材を使用しているため、それに伴い価格も高くなっています。
生地は世界トップクラスのタンナーである「アノネイ社」や「デュプイ社」から仕入れており、最高級レザーなど高品質な素材を使用しているのが特徴です。
バーキンに使われる素材には「トリヨンクレマンス」という雄牛の革や「ヴォー・クリスペ・トゴ」と呼ばれる雄仔牛、さらにはオーストリッチやリザードといった希少素材も使用されています。
とくにクロコダイルに関しては入手困難な素材となっており、クロコダイルを使用したバーキンは非常に高額で入手も困難を極めます。
しかし入手が難しい分、手に入れた際の資産としての価値も非常に高いといえるでしょう。
高品質な素材で作られたバーキンは、「身につける資産」ともよばれます。
入手ルートが限られているから
エルメスの商品の中でもバーキンは多くの購入履歴のある方や、デパートの外商を経由しなければ購入できません。
バーキンは通常のブランドバッグのように店頭には並ばず、限られたVIPのみがバーキン入荷時に案内を受け取れる仕組みとなっています。
そのため、一般の方が定価で購入するのはほぼ不可能となっており、購入するにはエルメスの顧客の中でも購入回数の多い優先顧客になる必要があります。
優先顧客になるために少なくとも数百万円はかかるうえ、優先顧客になったとしても年間購入制限がかかるのですぐには購入できません。
バーキンを購入できるチャンスがあったとしても、自分の希望していた素材やカラーが選べない可能性もあり、断った場合は次回以降案内してもらえないという可能性があります。
エルメス「バーキン」の価値は今後も上がり続けると予測できる
エルメスの「バーキン」は常に需要がなくならない人気の商品となっており、資産性の高いバッグとして毎年値上がりを続けています。
そのため、普段使い用に購入する方だけでなく「身につける資産」として投資や資産購入する方も多いです。
購入後の価格よりも高い買値がつくことも多いので、将来の値上がりを見越して購入し、タイミングに合わせて買取してもらえば高値で買い取ってもらえるうえ、資産運用もしやすくなります。
自分の利用用途に合わせて、エルメスの「バーキン」を選んでください。