ロレックスのサブマリーナーを定価で買う方法は?コツや定価推移について紹介

ロレックスのサブマリーナを定価で買う方法は?コツや定価推移について紹介
この記事でわかること
  • ロレックスサブマリーナーを定価で買うコツ
  • ロレックスサブマリーナーの現在の定価
  • ロレックスサブマリーナーが定価で購入できない理由

ロレックスのサブマリーナーの定価はいくら?

サブマリーナーを定価で買うにはどうすればいい?

ロレックスサブマリーナーの購入を考えているのに値段の高騰が一向に止まらないことから、このような悩みをもっていないでしょうか?

一種のステータスともいえるブランドであるロレックスですが、とくに人気の高いサブマリーナーは年々価格が上昇し続けており、購入の目処やタイミングの判断が難しいですよね。

本記事では、このように物価上昇を続けるロレックスのサブマリーナーにおいて、定価での購入方法のコツについて解説しています。

また、サブマリーナーの定価購入がなぜ難しいのか、定価推移の原因についても詳しく紹介しています。

価格上昇の原因と購買のコツを押さえ、サブマリーナー購入の参考にしてください。

目次

ロレックスのサブマリーナーを定価で買う方法

ロレックスのサブマリーナーを定価で買う方法は明確に存在せず、運によるところが大きいです。

なぜなら、ロレックスは一般的に予約や取り置きなどを行っておらず、希望のモデルが店頭に置いてあること自体が少ないためです。

とくにサブマリーナーはロレックスで1位の人気を誇ります。
実用性と機能性の高さと流行に左右されない普遍性のあるデザインが魅力で、市場価値が落ちることもありません。

さらに、50年以上の歴史を持つサブマリーナーは豊富なモデルが存在し、アンティークやレアモデルも多数存在します。
しかし、どのモデルも非常に人気が高く、発売当時から20万以上の価格上昇を続けています。

サブマリーナーはニーズに対して流通量が不足しており、転売防止のために希望モデルの2本目以降に購入制限までつくほどです。

どうしてもサブマリーナーを手に入れたいのであれば、新品だけでなく中古品も検討しましょう。

ロレックスのサブマリーナーを定価で買うコツ

人気のサブマリーナーを定価で買うのは難しいですが、定価で買うためのコツはありますので下記にまとめました。

  • 店員との関係性を深める
  • サブマリーナーに対する思いを伝える
  • オーバーホールなど購入後の話も聞く

ロレックスはロングセラー商品が数多く存在し、ブランドとしての知名度と資産価値の高さもあり、中古でも価格が落ちません。
人気モデルともなれば倍の値段がつけられることもあるほどです。

また、ロレックス側としてはブランドのステータス性を維持するため、転売目的および投機目的の購入を防ぎたいという狙いもあります。
そのような背景を知ることで、サブマリーナーを購入する糸口が見えてくるので、1つずつ解説していきます。

店員との関係性を深める

1回の来店で購入できないこともあるロレックス正規店購入では、店員との関係性が重要です。

正規品の供給や配分管理はロレックスを販売する正規店が行い、転売目的かどうかなど裁量は販売員に委ねられているためです。
ロレックス正規店には専門スタッフが配備されていますので、まずはスタッフとの購入相談をしましょう。

店員はブランドイメージを損なわないように「印象が良く」「大切に長く使う相手かどうか」を見ていますので、関係を深めて信頼を得ていくことを第一に考えることがポイントです。

店員との信頼関係構築の1つとして、ロレックスマラソンがあります。
ロレックスマラソンとは、店に何度も通って在庫を確認して最新情報を取得しつつ、転売目的ではなくロレックスが欲しい、という誠意を伝える方法です。

在庫がない状態から、「運よく在庫があるタイミング」に出会える可能性が高まりますので、可能な限り足を使って通いましょう。
何度も通うのは、精神的にも金銭的にも負担があります。

ですが、人と人の関係性は1度や2度で深まらず、熱心さと実直な思いを示すには時間が必要ですので、根気よく続けることがサブマリーナー購入の第一歩になります。

サブマリーナーに対する思いを伝える

ロレックスのなかでも、とりわけサブマリーナーが欲しいという思いを伝えてください。

職人が一本一本大切に作り上げるロレックスですが、他にもロングセラー商品や比較的購入しやすいモデルなど、さまざまなモデルがあります。

さらに、高品質と美しさで知られる世界3大時計にはパテックフィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンなどがありますが、なぜロレックスを選んだのか、なぜサブマリーナーが欲しいのかを言語化することが重要です。

そのような人に向けてサブマリーナーの魅力を下記の3つでまとめました。

  • 「3大発明」といわれる機能性
  • 過酷な状況にも耐える最高の実用時計
  • 成功者という世界的なブランディング

この魅力と自分の欲しい理由を絡めて、サブマリーナーに対する思いを自分自身の言葉で伝えてください。

ロレックスサブマリーナーは、確かな実用性と機能性、絶妙なブランディングで築き上げた世界に知られるプレミア品ですので、誠心誠意をもって伝えることが大切です。

オーバーホールなど購入後の話も聞く

購入後の整備の話は時計を大切に扱うことを意味し、転売の意思がないと伝えるためにも重要です。
購入後のオーバーホールなどについては、専門スタッフに積極的に話を聞きましょう。

機械式時計には、修理や電池交換といったメンテナンス以外に、オーバーホールという以下の手順で行われる整備方法があります。

  • ムーブメントをパーツごとに分解
  • パーツの洗浄
  • 修理や摩耗したパーツの交換
  • パーツ組み立て
  • 軸受け部分の注油
  • 精度調整

例として、正規店およびロレックス支社では、世界最高レベルのアフターサービスとしてこのオーバーホールが準備されています。

オーバーホールでは、時計技術者による細心の注意と高い技術によって、ロレックス独自の性能検査である「放水検査」と「品質検査」を実施。
そして、2年間の有効期限がついた国際サービス保証書とともに時計が返却されます。


これらのアフターサービスから、ロレックスならではの優れた耐久性が実現されているのです。

ロレックスサブマリーナーの現在の定価

ロレックスサブマリーナーにおける現在の定価は、モデルによって価格が異なります。

サブマリーナーのモデル別の価格は以下です。

サブマリーナーのモデル2024年度1月改訂
126613LB226万6,000円
126618LB561万5,500円
126613LN226万6,000円
126610LV155万5,400円
126618LN561万5,500円
126619LB604万4,500円
124060131万8,900円
126610LN148万1,700円

参考:Rolex

世界情勢による物価上昇で部品そのものの価格高騰の影響もあり、発売当時から比べて明らかな価格上昇が見られます。

この価格上昇はとどまることを知らないので、購入を検討されている人ははやめに行動することをおすすめします。

ロレックスのサブマリーナーはなぜ定価で購入できない?

ロレックスのサブマリーナーが定価で購入できない理由は、以下の3点です。

  • 生産数が少なく入荷されない
  • ロレックスのなかでも人気が高いモデルのため
  • 転売が多いため対策されている

世界初のダイバーズウォッチとして性能の高いサブマリーナーですが、ロレックス全体で取引価格が高騰しているため入手が困難になっています。

高級な実用時計としての根強い人気と厚いファン層、ブランドの知名度も入手を困難にしている理由と言えるでしょう。

しかし資産価値が高く、売却価格が定価を上回るモデルもあるため、転売対策が強化されることで入手困難な状態が続いているのが現状です。

要因はさまざまですが、定価で購入できない原因について詳しく解説していきます。

生産数が少なく入荷されない

原因の1つとしてあげられるのは生産数自体の少なさで、流通が滞っていることです。

生産数の少ない理由として、ロレックスは高い技術力を持つ職人が一本一本丁寧に手作業して作り上げることにあります。

機能性と耐久性もふくめ、高品質の製造実現のために時間と労力が多大にかかるうえ、基準値のクリアという品質判断もあるため、大量生産は物理的に困難であるという背景もあります。

加えて、世界的なコロナの流行で工場の稼働が停止し、工場閉鎖を招くなどの影響も大きな要因となりました。
需要に応えたくともこれらの理由で生産数は限られ、供給が追いつかないままです。

入荷数が絞られている現実を知ると、正規店の店頭に並ぶ商品自体が少ないのも頷けるでしょう。

ポイント

年間100万個近い時計を製造してもなお、高い需要に対して供給がアンバランスな状況にあるのは、生産性の物理的な課題と供給をはるかに上回る需要があるためと言えます。

ロレックスのなかでも人気が高いモデルのため

サブマリーナーは信頼のある高い防水性と、実用的でありながらシーンを問わず活用できる高級腕時計としてのイメージは世界共通で、抜群に人気の高いモデルです。

サブマリーナーは1950年代に誕生してから愛されてきた歴史の長さと、ダイバーズウォッチの象徴としての魅力をもつことが、ファンを多く獲得している理由と言えるでしょう。

また、ブランドの示すステータスは、サブマリーナーを実用性の高い時計というだけでなく、コレクターズアイテムとしての評価も高めています。

そして日付の入ったデイト派とノンデイト派や、細かなサイズ感や肌馴染みなど個人のこだわりに沿ったサブマリーナーは絶大なる地位を確立しました。

ですが、人気があるということは少ない生産数に対して、サブマリーナーの購入を狙う競争相手が多く、獲得チャンスが必然的に少なくなるということです。

ポイント

欲しいと思っても手に入らない商品価値を希少価値といいます。サブマリーナーはまさしく希少価値のある人気の時計と言えるでしょう。

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転売が多いため対策されている

絶大な人気を誇るサブマリーナーは転売が多いため、対策として転売防止の強化がされています。

なぜならサブマリーナーの人気は資産価値としての魅力も高め、中古市場においてニーズが高いことが理由です。
中古のサブマリーナーはどのモデルもリセールバリュー(再販価値)が高く、販売価格を超えることもあります。

結果として、需要量の増加と転売目的への対応策として、2019年に以下の購入時の制限をつける対策が下記のように制定されました。

  • 購入時に身分証明書の確認
  • 同一モデルの場合、購入後5年間の制限あり
  • 別モデルの場合、購入後1年間の制限あり

正規店で提示した身分証明書は保管され履歴が残り、全国の店舗で共有されます。
そのため、他の店舗で購入しようとしても上記の制限対象になるというわけです。

こういった転売対策の強化で、より流通に歯止めのかかる状況が誕生したということです。

まとめ

ロレックスのサブマリーナーを定価で手に入れるのは大変困難な状況ですが、定価で購入するには、店員との関係性を深め、転売目的ではないと明確に伝えることが購入のコツです。

また、供給量の少なさには転売対策などといった背景もあり改善自体が難しいことから、価格上昇は続くと考えられますので、購入ははやめに検討しましょう

供給が少ない理由を把握し、購入チャンスを広げるコツを理解することでロレックスサブマリーナーを手にいれることができますので、ぜひ参考にしてください。

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