【2024年最新】ロレックス「デイトナ」の価格推移は?人気の理由や売り方についても徹底解説

ロレックス「デイトナ」の価格推移は?人気の理由や売り方についても徹底解説
この記事でわかること
  • ロレックス「デイトナ」の買取価格と推移
  • ロレックス「デイトナ」が中古市場で人気な理由
  • ロレックス「デイトナ」を売るときのポイント

世界中から絶大な人気を誇り、誰もが憧れるロレックス

「デイトナ」はロレックスモデルの中でもとくに資産価値が高いため、投資目的で注目している方も多いでしょう。

しかし、デイトナの買取を考えている方は、「デイトナの価格推移をモデル別に知りたい」「デイトナは中古市場でも人気が高いと聞くが、なぜなのか」など情報収集に苦戦しやすい傾向があります。
なぜならロレックスは毎年買取価格が変わるため、モデルごとの傾向を掴むのは困難だからです。

そこで本記事では、デイトナの買取を検討中の方に向けて「モデル別の価格推移」「中古市場でも人気の理由」を徹底解説します。

また、デイトナでの資産管理を検討している方向けに「デイトナを売却する際の3つのポイント」もあわせて紹介します。
デイトナの買い手・売り手の双方に役立つ情報ですので、ぜひ参考にしてください。

目次

ロレックス「デイトナ」の買取価格推移

今回は、以下2つの人気モデルに注目して価格推移を解説します。

  • デイトナの中でも最人気を誇る「116500LN」
  • 根強い人気の定番モデル「116520」

直近5年間の価格は以下のように推移しています。

スクロールできます
116500LN(文字盤白)の平均買取価格116500LN(文字盤黒)の平均買取価格116520(文字盤白)の平均買取価格116520(文字盤黒)の平均買取価格
2024470万400万300万290万
2023500万430万320万310万
2022620万520万350万330万
2021400万320万290万280万
2020300万220万190万180万

「116500LN」と「116520」の買取差額は現在〇〇円で、直近5年間の価格上昇・下落タイミングに大きな差はありません。

それでは、「116500LN」と「116520」それぞれの価格推移を詳しく見ていきましょう!

デイトナ「116500LN」の価格推移

ロレックスのナンバーワンモデルである「デイトナ 116500LN」。

「116500LN」の価格推移は2022年にピークとなり、2023年からはやや下落傾向にあります。

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116500LN(文字盤白)
平均買取価格(前年比)
116500LN(文字盤黒)
平均買取価格(前年比)
2024470万(94%)400万(93%)
2023500万(81%)430万(82%)
2022620万(155%)520万(162%)
2021400万(133%)320万(145%)
2020300万220万

2020年は新型コロナウイルスの影響で、世界中でロックダウンが発令されたこともあり、ロレックス市場は全体的に下降傾向にありました。
しかし、2021年にロレックスが投資対象として注目されたこともあり、買取価格は前年比42.2%増と急上昇しました。

また、2022年には「デイトナの新作が出るのではないか」「116500LNが廃盤になるのではないか」といった噂が広まり、買取価格がピークの500万円台に上昇しました。

その後、2023年にかけて少し価格が下がったものの、2024年2月現在は横ばいで相変わらずの高価格を維持しています。

「116500LN」は、2023年に後続の「126500LN」が発表され生産終了となったため、近々大きな価格変動が予想されます。「116500LN」に興味がある方は、今後の価格変化に注目しましょう。

デイトナ「116520」の価格推移

2000年〜2016年まで15年間販売されたロングセラーモデルの「116520」。
ロレックスと言えば「116520」というイメージを持っている方も多いでしょう。

「116520」は2016年の生産終了後も着実に買取価格を伸ばしています。

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116520(文字盤白)
平均買取価格(前年比)
116520(文字盤黒)
の平均買取価格(前年比)
2024300万(93%)290万(100%)
2023320万(91%)290万(87%)
2022350万(120%)330万(117%)
2021290万(152%)280万(155%)
2020190万180万

「116520」は、2016年以降少しずつ価格上昇を続け、2021年にロレックス投資が注目されたことで、2022年には定価の約3.75倍の300万円台に跳ね上がりました。
2023年には一時価格が下落しているものの、高水準であることに変わりありません。

ロレックスモデルの中でも、「116520」は時計市場が発展した2000年代に発売されたモデルで毎年のようにアップデートを繰り返しています。

とくに、2007〜2008年はスペック面で大きな変化があり、温度変化と耐磁性が向上しました。

「116520」は年式が新しいものほど高く売れる傾向があるため、狙っている個体がどの年代のものかは確実にチェックしましょう!

「116520」は定番モデルで人気が根強いため、今後も着実に買取価格を伸ばす傾向にあります。
そのため、今が買い時という見方もあるでしょう。

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ロレックス「デイトナ」が中古市場で人気な理由

デイトナシリーズはもともとの生産量が少ないことから、正規店でも入手困難な状態が続き、発売直後からプレミア価格がついています。

そのため、「デイトナ人気」は中古市場でも衰え知らずです。

デイトナが中古市場でも人気の理由はズバリ「機能・性能面の高さ」にありますので、今回は以下2点に着目して解説していきます。

  • クロノグラフ機能を搭載している
  • 耐久性に優れている

クロノグラフ機能を搭載している

デイトナは、「クロノグラフ機能」搭載モデルです。
クロノグラフ機能とは、ストップウォッチ機能のことを指します。

デイトナには、文字盤の右サイドに以下3つのボタンがあります。

  • 上:ボタンがスタート・ストップボタン
  • 中:リューズガード
  • 下:リセットボタン

リューズとはゼンマイを巻き上げる時や時間を調整したい時に使用する部品で、リューズガードはリューズを衝撃から守る役割です。
また、リューズガードには「トリプルロックトップ」が採用されています。

トリプルロックトップとは「王冠マークと3つのドット」のことで、このマークがロレックスならではの高級感を演出してくれると言っても過言ではありません。

ここからは、クロノグラフ機能の使い方を見ていきましょう!

手順は以下の通りです。

  • 手順1:一番上のスタートボタンを押下

※デイトナは防水性を向上させるべくねじ込み式となっているので、スタートボタンを使う際は、時計と反対回りにまわしねじを開放させる必要あり

  • 手順2:スタートボタン押下後、クロノグラフ秒針(1番細い針)が動くことを確認
  • 手順3:ストップしたい時に同じボタンを再度押下
  • 手順4:ストップボタンを押下後、クロノグラフ秒針が止まることを確認
  • 手順5:計測をリセットする際は、一番下のリセットボタンを押下
  • 手順6:クロノグラフ秒針が止まり、12時の位置に戻ることを確認

デイトナのクロノグラフ機能は、最高12時間まで計測できるため長時間使用できます。

ロレックスの中でも「デイトナ」はクロノグラフ機能を搭載しており、実用性の高さから中古市場でも絶大な人気を誇るモデルです。

耐久性に優れている

デイトナは耐久性の面でも魅力が満載のモデルです。
「耐傷性」「防錆性」「防水性」の面で他のモデルより優れています

まずは「耐傷性」「防錆性」についてです。
デイトナでは「セラクロムベゼル」と呼ばれるセラミックをベースにしたロレックス特許の素材を使用しています。
セラミック製のベゼルの特徴は、これまで主流だったメタル製よりも、傷がつきにくく、錆びにくいこと。

金属製の腕時計は注意しても、不意にぶつけてしまい細かい傷がつくこともありますが、デイトナで使われているセラミックの素材は傷がつくことはめったにありません
それに加えて、紫外線にも強いので経年劣化しにくいため、ロレックスファンからも長く支持されています。

次に「防水性」についてです。
デイトナは防水の観点から、リューズ部分に3重構造のパッキンを使っており、気密性が高く水が入ることはありません。
また、ボタンもねじを時計と反対周りにまわして開放させない限り、水が入りにくい設計になっています

デイトナはこのような耐久性の高さから、長い間きれいな状態を保てるため、中古市場でも人気の高いモデルです。

ロレックス「デイトナ」を売るときのポイント

どの型番でも300万円前後の高額取引が予想される「デイトナ」。
デイトナでの資産管理を考えている方は、少しでも高く売却したいですよね。
今回はデイトナを売るときのポイントを3つ紹介します。

  • 保証書やブレスレットのコマなどの付属品をすべて揃えておく
  • 保証書の日付が1ヶ月以内である
  • デイトナの買取件数が豊富な業者を選ぶ

保証書やブレスレットのコマなどの付属品をすべて揃えておく

デイトナの高額売却には、付属品をすべて揃えておくことが大切です。
付属品は保証書やブレスレットのコマの他に、「」「保証書のカードケース」「取扱説明書」などがあります。
とくに保証書は査定額を左右する重要な付属品です。

保証書には主に、ギャランティカードとオーバーホール証明書があります。
ギャランティカードとは、本物であるという証明と誰がどこで購入したかがわかる書類のことです。
正規店で発売された場合にのみ発行されるもので、購入年月日や型番、シリアルナンバーなどの情報が記載されます。

また、オーバーホール証明書とは日本ロレックスにてメンテナンスをした際に発行される書類です。
オーバーホールとは、性能や見た目を新品同様に直すためのメンテナンスを指します。

オーバーホール証明書には、「オーバーホール完了日」「シリアルナンバー」「モデルナンバー」が記載され、メンテナンスの情報が追えるようになっています。

ポイント

同じ条件のモデルでも、証明書の有無だけで査定額に50万円の差が生じたケースもあるため、少しでも高く売りたい方は、証明書の提示が必須と言えるでしょう。

保証書の日付が1ヶ月以内である

実はロレックスの査定では、保証書の日付が1ヶ月以内である場合「新品・未使用扱い」となることがあります。
そのため、保証書の日付が1ヶ月以内の場合は、価格推移がよほど下落傾向の場合を除き、売り時と言えるでしょう。

保証書に関しては、「保証書があるか」よりも「保証書の日付がどれだけ新しいか」を重視する業者もいます。
とくに、生産が終了しているモデルは「どれだけ新しいか」ということに厳しいです。

116500LNに関して言えば、保証書があるという条件が同じでも、2022年製造と2019年製造のものでは査定額に10万円の差が出るケースもあります。

ポイント

デイトナの売却では、保証書の有無に加えて日付の新しさが重要!
売却を検討されている方は、保証書の日付を確認して売り時を考えましょう!

デイトナの買取件数が豊富な業者を選ぶ

ロレックスなどの高級腕時計は、どこで売るかによって査定額に大きな差が生じることも少なくありません。
少しでも高く売りたい方は、デイトナの買取経験が豊富な業者での査定がおすすめです。

デイトナの買取経験が多いということは、その分多くの個体を見ているということになります。
デイトナに詳しい方に査定してもらうことで、相場に合った正しい価格で取引できるでしょう。

また、買取業者は特別な販路を持っていることもあるため、想像していたより高価格がつくこともめずらしくありません。
それに加え、高級腕時計の買取業者はホームページで、取引事例をリアルタイムで紹介していることもあります。

ポイント

デイトナの買取件数が豊富な業者を選択し、査定額を比較しましょう!

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まとめ|ロレックス「デイトナ」価格推移の今後

デイトナは「クロノグラフ機能」や「セラクロムベゼル」などの機能やデザインが搭載されており、世界中から注目されています。

本記事では、デイトナの買取を考えている方向けにデイトナの「価格推移」「中古市場でも人気な理由」「売り方のポイント」を紹介しました。

デイトナはもともと生産量が少ないこと、新型コロナの影響で市場流通量が減ったことから今後も価格が上昇すると予想されています。

今回紹介した内容を参考に、デイトナで上手な資産管理を目指しましょう。

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